清流会館など関連施設・団体
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「イタイイタイ病」の記事における「清流会館など関連施設・団体」の解説
イタイイタイ病裁判の勝訴を記念して1976年(昭和51年)5月、イタイイタイ病対策協議会が「清流会館」を婦中町萩島(現:富山市婦中町萩島)の被害地域に建設した。敷地3900m2、床面積750m2で患者救済・発生源対策・汚染土壌復元運動の拠点となるほか、全国の公害反対運動に連帯する活動を行っている。館内にはイタイイタイ病の闘いの年表や写真などの展示室および資料館などが設置されている。イタイイタイ病裁判の勝訴から30年以上が経過し、公害への関心が薄まってきたことから資金難に陥り、存続が危ぶまれたため、イタイイタイ病対策協議会は公設の施設を建設するよう要望。これは2012年(平成24年)4月29日に富山県立イタイイタイ病資料館が開館する事で実現している。 2014年からは「イタイイタイ病を語り継ぐ会」が活動している。 2018年3月15日には、富山大学が「イタイイタイ病資料室」を開設した。
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