混同
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/08/28 19:47 UTC 版)
「認可 (セキュリティ)」の記事における「混同」の解説
認可という用語は、間違ってポリシー施行段階の機能として使われることが多い。この混同はシスコシステムズのAAAサーバの導入に遡る。例えば RFC 2904 や Cisco AAA で混同されている。認可 (authorization) の正しい基本的意味は、これらの用法と互換ではない。例えば、セキュリティサービスの基本的な機密性、完全性 (integrity)、可用性は、認可を使って定義される。「機密性」は国際標準化機構 (ISO) の定義によれば「その情報に対してアクセスを認可された者のみがアクセス可能であることを保証すること」であり、明らかにここでの「認可」はポリシー定義段階の機能である。この機密性の定義を「その情報に対してアクセスを要求されたとき、許可された者にのみアクセス可能であることを保証すること」と解釈するのは不合理で、例えば許可されていない者がパスワードを盗んでアクセスした場合、「認可された」ことになってしまう。ログオン画面で「認可されたユーザーのみがこのシステムにアクセスできる」というような警告を表示することがよくある(例えば、こちら)。認可という用語を間違った意味で使っていると、この警告に対して盗んだパスワードを持つ攻撃者が「認可されているからログオンできたのだ」と主張することを許すことになり、警告を無効にすることになる。 認可という言葉を両方の意味(ポリシー定義段階とポリシー施行段階)で同じ文書内で使っている例もよくある(例えば、こちら)。 認可の概念を正しく使っている例としては、Karp (2006)や Jøsang et al. (2006)がある。
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混同
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/21 23:14 UTC 版)
不耐は、しばしばアレルギーと混同される場合もあるが、基本的にアレルギーとは別の問題である。例えば乳糖不耐者であれば、乳製品と同時にラクターゼ製剤を経口投与すると症状が現れなかったりする。また、アレルギーが生命に関わるほどの重症になり得ることと比較すると、その症状の激しさの程度は一般に低い。
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