深夜中距離バス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 19:58 UTC 版)
701:西銀座 → 四谷三丁目 → 新宿駅東口 → 新宿駅西口 → 荻窪駅北口(1969年から1974年まで。関東バス青梅街道営業所と共同運行) 深夜中距離:銀座 → 四谷三丁目 → 新宿駅東口 → 新宿駅西口 → 荻窪駅北口 → 北裏 → 三鷹駅(関東バス武蔵野営業所と共同運行) 深夜中距離バスのルーツは、1969年(昭和44年)に都営初の深夜バスとして営業を始めた4路線のうちの1つ、深夜帰宅バス701系統である。この系統は当時存在した300系統の変形として、西銀座(現:数寄屋橋)始発で平日の24時に出発するものだった。その後、オイルショックによる環境の変化やタクシー業界への影響を考慮して、1974年にいったん廃止された。 「日本の深夜バス#深夜帰宅バス(東京都交通局)」も参照 それから15年以上を経て、バブル景気中の1990年(平成2年)6月18日に関東バスとの共同運行で復活。荻窪駅から先の関東バスエリアへも対象を拡大した。毎日2便が運行され、1カ月ごとに初便(24時30分発)と最終便(24時50分発)で都営・関東と担当を交代するという特異な運行形態を取った。車両は品川営業所から貸切車を調達して転用していた。なお関東バスは青梅街道沿いにある青梅街道営業所担当ではなく、三鷹駅から近い武蔵野営業所が担当していた。 2000年(平成12年)12月11日限りで都営が撤退、都営の専用車(D-W097号車。日野・セレガ)も関東バスに譲渡され、塗装を変えてそのまま使用された。以降は2便とも関東バス単独となって現在に至る。 詳細は「関東バス武蔵野営業所#銀座線(深夜中距離)」を参照
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