液晶ディスプレイ方式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/24 21:44 UTC 版)
「VIS (鉄道システム)」の記事における「液晶ディスプレイ方式」の解説
E231系500番台 E233系(3000番台をのぞく) E235系 E129系 E331系(廃車解体済) 乗降扉上部に「トレインチャンネル」とよばれる2基の液晶ディスプレイを設置して情報を提供している。 主に停車駅や乗り換えなどの列車情報、遅延などの運行状況やCMなどの広告を表示している。そのうち広告は主にミリ波を使用したSS無線や無線LAN、モバイルWiMAXを使用し、運行状況はデジタル列車無線を使用して内容を更新している。 E231系500番台はアナログ伝送のため映像にノイズが見られるが、E233系では伝送速度の向上によりデジタルRGBを採用したためより鮮明な映像となっている。 E233系0番台までは、画面アスペクト比が4:3の液晶ディスプレイを搭載していたが、1000番台以降はアスペクト比16:9の液晶ディスプレイを搭載している。この為、4:3の画面サイズ用に制作された映像・広告が表示される場合、画面の左右端に黒い縦の帯が表示される。E233系2000番台では導入当初1基のみの設置で広告の表示は行っていなかったが、2015年2月19日より順次表示が開始された。この他、乗り入れ先の地下鉄千代田線内での駅ナンバリング表示に対応している。E233系7000番台は三菱電機製のセサミクロを用いたアニメーション表示に対応している。 E235系では、新たなデジタルサイネージとしてトレインチャンネルに加え「まど上チャンネル」と「サイドチャンネル」が新設されている。21.5インチ液晶ディスプレイを窓上部に3基、妻上部に1基設置している。
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