海門駅の人々
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/04 17:03 UTC 版)
駒井景之(こまい かげゆき) 声 - 三木眞一郎 海門城の城主。5年前に海門がカバネに攻め寄せられた際、海門を思い自ら先陣に立ったことでカバネに噛まれてしまった。その後、自らの首を絞めることで一命を取り留め、カバネリとなった。その際、カバネと恐れた天鳥幕府の武士たちに深雪を殺され、武士たちを殺害。その後、自らの娘である深雪を生き返らせるため、涙を流しながらも噛んでカバネにさせた。 鳴神作戦が決行された直後、海門城から海門駅に繋がる地下通路から大量のカバネを放出。地下通路内にも罠を張り巡って無名を追い込んだ。また、城の天守から狙撃銃を使って鳴神の砲身に血を撒き散らし、数多ものカバネを利用して鳴神を破壊、玄路軍を殲滅した。 生駒たちが城の天守に着いた際には、狙撃銃で樵人を狙撃し、無名を庇い説得に来た雲母に重症を負わせた。生駒を追い詰め、枷紐を外した無名と互角の戦いを繰り広げたが敗北。海門城の崩壊とともに高所から落ちかけた所を雲母に救われ、2人で海門城からの脱出を果たした。最期は、積もることのない雪を見つめ、雲母と2人で寄り添いながら静かに息を引き取った。 駒井深雪(こまい みゆき) 声 - 逢田梨香子 景之の愛娘。景之を庇い、彼を殺害しようとした武士達の放った銃弾を受けて死亡。その後、景之に噛まれカバネと化し、融合群体の心臓となった。 無名に倒された景之の姿を目にし、涙を流しながら花のような融合群体となって甲鉄城を襲撃した。侑那の案で四八式鎮守砲を食らった後、隧道にぶつけられて海門中に雪のようになって散って行った。 雲母(うんも) 声 - 花輪英司 海門駅の現当主で、景之の元家臣。故郷と民を守るため、連合軍と協力する。景之が武士たちに襲撃された際にも現場に居合わせており、「私は人かカバネか」と景之に尋ねられ躊躇したことを後悔している。 無名や巣刈らと共に海門城から海門駅に繋がっている地下通路の調査に出て、坑道を抜けて海門城の天守まで到着。景之に何度も説得を行ったが失敗し、無名を庇って銃剣で胸を突きさされ重傷を負う。 無名に倒され、海門城の崩壊とともに高所から落ちかけた景之の手を掴み、2人で海門城から脱出。最期は、積もることのない雪を見つめ、景之と2人で寄り添いながら静かに息を引き取った。 ハガネ 声 - 鷲見昂大 海門駅の民で、雲母の右腕的存在。海門城から繋がる地下通路の存在を甲鉄城一行に知らせる。鳴神作戦中は海門城に潜入した雲母に代わり、200人の民をまとめて保線作業を行った。 海門駅に平穏が戻った後、駅を去る甲鉄城一行を妻と息子と共に見送った。 ササラ 声 - ふじたまみ ハガネの妻。のっぺを作って夫の帰りを待っていた。海門駅に平穏が戻った後、駅を去る甲鉄城一行を夫と息子と共に見送った。 ハリ 声 - 金魚わかな ハガネとササラの息子。海門駅に平穏が戻った後、駅を去る甲鉄城一行を父母と共に見送った。
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