海洋工学部
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/18 01:16 UTC 版)
海事システム工学科船舶運航技術や情報技術、海事に関する全ての技術的問題を研究する。航海士を育成してきた経緯から学内では「デッキ(=甲板の意)」とも呼ばれる。3年次から航海システムコースと情報システムコースに分かれるコース制を採用してきたが、2014年度からこれを廃止し、船舶管理、海事工学という2つの教育プログラムを設定した。2年次後期から船舶管理、または海事工学の教育プログラムを選択し、専門科目を学んでいくが、海技士資格の取得を目指す学生は、船舶管理または海事工学の教育プログラムの科目だけでなく、海技士科目を学ぶことになる。教育分野には、情報システム工学、海洋テクノロジー学、海事管理学があるとされている。 海洋電子機械工学科船舶機関などの大型プラントの運用・保守管理や、エネルギーシステム、海洋ロボット、電子制御機器、材料など研究開発・設計・製造の先端技術分野で活躍できる人材を育成を目指している。機関士を育成してきた経緯から学内では「エンジン」とも呼ばれる。教育分野には、動力システム工学、海洋機械工学、海洋サイバネティクスがあるとされている。コース:制御システム工学コース、機関システム工学コース 流通情報工学科ロジスティクスの仕組みを、工学系(流通工学)、社会科学系(流通経営学)、情報系(数理情報)の3つのカリキュラムを融合させ学ぶ。東日本では唯一工学的視点からロジスティクスを教育、研究する学科。1978年(昭和53年)航海学科から分離した運送工学科が前身である。学内では「流通」とも呼ばれる。他の2学科とは異なり、船舶職員養成のカリキュラムは設定されていない。教育分野には、流通工学、数理情報、流通経営学があるとされている。
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