浜野新田とは? わかりやすく解説

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浜野新田

読み方:ハマノシンデン(hamanoshinden)

所在 静岡県掛川市

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

〒437-1425  静岡県掛川市浜野新田

浜野新田

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/10 23:39 UTC 版)

日本 > 静岡県 > 掛川市 > 浜野新田
浜野新田
大字
浜野新田の航空写真
(2020年6月16日撮影)
北緯34度40分3.07042秒 東経138度2分6.35179秒 / 北緯34.6675195611度 東経138.0350977194度 / 34.6675195611; 138.0350977194座標: 北緯34度40分3.07042秒 東経138度2分6.35179秒 / 北緯34.6675195611度 東経138.0350977194度 / 34.6675195611; 138.0350977194
日本
都道府県  静岡県
市町村 掛川市
人口情報(2024年11月末日[1]
 人口 270 人
 世帯数 105 世帯
郵便番号 437-1425
市外局番 0537(掛川MA
ナンバープレート 浜松
ウィキポータル 日本の町・字
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浜野新田(はまのしんでん、英語: Hamanoshinden)は、静岡県掛川市にある大字

地理

静岡県掛川市の南部に位置する。合併前の旧大東町においては南西部に位置していた。東西に細長い長方形のような形状の大字である。大字の全域が平地となっており、田畑の中に人家が点在している。北西から南に向かって竜今寺川が流れている。

近隣には大字の名称と集落の名称とが一致しない地が散見されるが、浜野新田においては大字としての住所表記は「浜野新田」[2]と記され、集落としても同じく「浜野新田」と呼ばれている。なお、集落としての浜野新田は、掛川市の自治区である浜野区に属している[3]

河川

  • 竜今寺川

歴史

浜野新田と呼ばれている地は、もともとは自然村である遠江国城東郡浜野村の一部であった[4]。その後、浜野村から浜野新田村が分離独立した[4][5][† 1]内山真龍の『遠江国風土記伝』によれば、浜野新田村の当時の石高は72石9斗2升8合であったとされている[5]。この浜野新田村が、のちの浜野新田に該当する[4]

町村制が施行された1889年(明治22年)に浜野新田村は浜野村や浜川新田村と合併することになり、この地は静岡県城東郡三浜村の一部となっていた。その後の度重なる市町村合併を経て、1973年(昭和48年)4月よりこの地は大東町の一部となった[4]。のちに大東町が掛川市、大須賀町と合併することになり、2005年(平成17年)4月よりこの地は掛川市の一部となった。

沿革

江戸時代に描かれた「遠江國」(『天保國繪圖』天保9年)。城東郡の村は薄桃色で示されており「濱野新田村」がみえる
  • 1871年 - 城東郡静岡県に移管。
  • 1871年 - 城東郡が浜松県に移管。
  • 1876年 - 城東郡が静岡県に移管。
  • 1889年 - 静岡県城東郡浜野村、浜川新田村、浜野新田村が合併して三浜村を設置。
  • 1896年 - 静岡県佐野郡、城東郡が合併して小笠郡を設置。
  • 1942年 - 静岡県小笠郡三浜村、三俣村が合併して睦浜村を設置。
  • 1955年 - 静岡県小笠郡大坂村、睦浜村が合併して大坂村を設置。
  • 1956年 - 静岡県小笠郡大坂村、千浜村が合併して大浜町を設置。
  • 1973年 - 静岡県小笠郡大浜町、城東村が合併して大東町を設置。
  • 2005年 - 静岡県掛川市、小笠郡大東町、大須賀町が合併して掛川市を設置。

世帯数と人口

2024年(令和6年)11月末日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]

大字 世帯数 人口
浜野新田 105世帯 270人

事業所

2021年(令和3年)現在の事業所数と従業員数は以下の通りである[6]

大字 事業所数 従業員数
浜野新田 5事業所 25人

小・中学校の学区

公立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[7]

番地 小学校 中学校
全域 掛川市立大坂小学校 掛川市立大浜中学校

交通

道路

その他

郵便

  • 郵便番号:437-1425[2](集配局:遠江大東郵便局)

警察

警察の管轄区域は以下の通りである[8]

番地 警察署 交番・駐在所
全域 掛川警察署 大東交番

消防

消防の管轄区域は以下の通りである[9]

番地 消防署・分署 消防団分団
全域 南消防署 大東第二分団

脚注

註釈

  1. ^ 今日では「遠江国風土記伝」と表記するのが一般的であるが、1900年に発行された『逺江國風圡記傳』では「逺江國風圡記傳」との表記を用いているため、同書に関する出典表記はそれに倣った。

出典

  1. ^ a b 令和6年11月末日現在掛川市人口・世帯数』。
  2. ^ a b 「郵便番号・住所」『静岡県 掛川市 浜野新田の郵便番号 - 日本郵便日本郵便
  3. ^ 「国勢調査/平成27年国勢調査/小地域集計――22静岡県」『国勢調査 人口等基本集計に関する集計 2 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等 | ファイル | 統計データを探す | 政府統計の総合窓口統計センター
  4. ^ a b c d 平凡社稿「浜野新田村」『浜野新田村(はまのしんでんむら)とは? 意味や使い方 - コトバンクDIGITALIO・C-POT。
  5. ^ a b 內山基康著述者相續人『逺江國風圡記傳』郁文舍書店、1900年、478頁。
  6. ^ 「経済センサス‐活動調査/令和3年経済センサス‐活動調査/事業所に関する集計――産業横断的集計――事業所数、従業者数(町丁・大字別結果)」『経済センサス‐活動調査 22 静岡県 31 経営組織(2区分)、産業(中分類)別全事業所数及び男女別従業者数-市区町村、町丁・大字 | ファイル | 統計データを探す | 政府統計の総合窓口統計センター
  7. ^ 「掛川市内小・中学校通学区一覧」『掛川市内小・中学校通学区一覧 - 掛川市掛川市役所、2024年5月1日。
  8. ^ 「大東交番」『大東交番|静岡県警察』静岡県警察本部、2024年12月25日。
  9. ^ 掛川市消防本部編集『消防年報』令和2年版、掛川市消防本部、2021年4月、69頁。

関連項目



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