りゅうどう‐しさん〔リウドウ‐〕【流動資産】
流動資産
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/22 02:20 UTC 版)
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流動資産(りゅうどうしさん、英: current asset)とは、会計における資産のうち、通常1年以内に現金化、費用化ができるもの(1年基準)を指す。対義語は固定資産。
概要
流動資産は現金、受取手形、売掛金、商品、短期貸付金、有価証券、前払金といった科目が挙げられる[1]。
ただし正常な営業循環過程にあるものは、1年以内に費用化されないとしても流動資産に区分される。つまり、流動資産か固定資産に区分分けはまず正常営業循環基準によって行われ、その次に1年基準によって行われる。例えば、林業などにおける棚卸資産・建設業における未成工事支出金は費用化されるのに通常数年かかるが、流動資産に区分される(正常営業循環基準)[2]。
一般に流動資産の管理においては以下の3点が重要となる[3]。
- 流動比率を高めて手許流動性を確保すること
主な流動資産
勘定科目 | 英文 |
---|---|
現金預金 | |
受取手形 | |
売掛金 | |
商品 | |
製品 | |
前渡金 | |
有価証券 | |
未収入金 | |
前払費用 | |
貸倒引当金 |
関連項目
脚注
- ^ 三輪豊明; 小西憲明『英文会計の基礎テキスト』日本能率協会マネジメントセンター、1999年、38頁。ISBN 4-8207-1389-2。
- ^ ただし、建設業における未成工事支出金は、一般に流動比率の算出からは除外される。
- ^ http://bn.bk-web.jp/2009/0501/teach.php
流動資産
「流動資産」の例文・使い方・用例・文例
- 流動資産
- 非流動資産
- 日本の会計方法では、1年基準によって、関連契約が1年以内に満了もしくは決済される資産(または負債)は流動資産(または負債)に分類されます。
- 株式は追加の流動資産を提供するために発行されました。
- 流動資産.
- 流動資産[資本].
- 資材や進行中の仕事や製品を含む、会社の流動資産価値
- 国際決済のために準備されている流動資産
- 比較的短期間に換金できる流動資産
- 海外に対する支払いのための流動資産
- 流動資産という,たえず企業と市場の間を交流する資産
- 流動資産と流動負債との比
流動資產と同じ種類の言葉
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