活人劍とは? わかりやすく解説

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かつじん‐けん〔クワツジン‐〕【活人剣】

読み方:かつじんけん

本来、人を殺傷する目的のための刀剣が、使い方によって人を生かすものとしてはたらくこと。⇔殺人剣。→殺人刀活人剣(せつにんとうかつにんけん)


かつにんけん 【活人剣】

仏教禅宗でいう修行者指導方法一つ剣法の真剣に例えたものであり、相手受け入れて進ませるのを活人剣という。逆に厳しく突き飛ばすのを殺人刀という。

活人剣

作者中山義秀

収載図書剣豪
出版社徳間書店
刊行年月1990.3
シリーズ名徳間文庫

収載図書新編 中山義秀自選歴史小説第3巻
出版社宝文館出版
刊行年月1997.2

収載図書剣豪改版
出版社新潮社
刊行年月2008.4
シリーズ名新潮文庫


活人剣・殺人刀(かつじんけん・さつじんとう)

活人剣も殺人刀もただその生命絶つかどうか問題ではなくて、人を生かすか殺すかに心の持ちよう、刀の使い方問題である。柳生流には「一殺多生の剣」というのがあるが、一人の悪を断ち一人殺して多く衆生生かすのが活人剣であり、いわれなき殺生をするのが殺人刀である。

活人剣

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/14 20:30 UTC 版)

兵法家伝書」の記事における「活人剣」の解説

かつじんけんではなくかつにんけん」と読む。これも『碧巌録』、『無門関』などからの引用である。「進履橋」と異なり、「殺人刀」と内容的部分においては大きな差はなく、ふたつでひとつの書として捉えるのが適当である。特徴として「無刀之巻」と呼ばれる柳生新陰流特色である「無刀」について解説した項が含まれる。 「無刀之巻」「無刀」について解説なされている箇所である。一般にイメージされるような、一種悟り平和主義非武装主義無抵抗主義などに類する思想的なものではなく実用性強調され護身術としての心構え説かれている。柳生新陰流極意であり、「専一秘事」であると同時に普段稽古の時から、全ての技法心法は「悉く無刀の(間)積もりからでる」ものである説明されている。

※この「活人剣」の解説は、「兵法家伝書」の解説の一部です。
「活人剣」を含む「兵法家伝書」の記事については、「兵法家伝書」の概要を参照ください。


活人剣

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 01:10 UTC 版)

恐竜戦隊コセイドン」の記事における「活人剣」の解説

レーザーサーベル光り輝かせ一撃食らわせ怪人シラキを元のシラキ博士戻した

※この「活人剣」の解説は、「恐竜戦隊コセイドン」の解説の一部です。
「活人剣」を含む「恐竜戦隊コセイドン」の記事については、「恐竜戦隊コセイドン」の概要を参照ください。

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