水族館での飼育
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水族館での飼育
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ノコギリエイの多くは大型化し大きな水槽が必要とされ、また生態的にも不明な点が多く人工飼育が難しい種である。また個体数の減少から個体が見つかる事も少なくノコギリエイの殆どの種がワシントン条約の附属書1にランク付けされている為学術研究以外での取り引きが禁止されているので、日本の水族館に新たに個体を入荷されることは滅多にないと思われる。 現在、ノコギリエイは全国で4つの水族館、施設で飼育されている。マクセル アクアパーク品川でドワーフ・ソーフィッシュPristis clavataとロングコウム・ソーフィッシュ(グリーン・ソーフィッシュ)Pristis zijsronとラージトゥース・ソーフィッシュPristis pristis、登別マリンパークニクスでラージトゥース・ソーフィッシュPristis pristis、伊勢シーパラダイスでラージトゥース・ソーフィッシュPristis pristisがそれぞれ飼育、また展示されている。 過去には海遊館、志摩マリンランド、しながわ水族館、マリンワールド海の中道で飼育されていて、その殆どがラージトゥース・ソーフィッシュであった 。京急油壺マリンパークでもかつてロングコウム・ソーフィッシュ(グリーン・ソーフィッシュ)とラージトゥース・ソーフィッシュを複数匹飼育しており、閉館時にアクアパーク品川へ継承された。 マクセルアクアパーク品川は最小種のノコギリエイであるドワーフ・ソーフィッシュを世界で唯一飼育している施設である。ドワーフ・ソーフィッシュはオスとメスのペアが飼育されており同水槽には全長が4m近いロングコウム・ソーフィッシュ(グリーン・ソーフィッシュ)、ラージトゥース・ソーフィッシュも飼育されており、大きさや吻の長さ、形状などから比較的簡単に見分けることが可能である。ロングコウム・ソーフィッシュ(グリーン・ソーフィッシュ)は2020年9月現在は日本唯一の展示となっており3尾とも開館当初の2005年から長期飼育されている。 二見シーパラダイス(現:伊勢シーパラダイス)では1987年9月18日にラージトゥース・ソーフィッシュのオスとメスの幼体が搬入されペアでの飼育を開始しそれまで長期飼育が難しかった国内でのノコギリエイの飼育方法を確立した。オスは10年以上前に死亡したがメスは来館30年を超えた現在でも飼育し続けられ国内最長寿とされており、伊勢シーパラダイスでは毎年9月18日に周年イベントを開催している。
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