水の町
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 04:10 UTC 版)
市街地には、17世紀に郡上八幡城下の防火などを目的に築造された水路が巡らされている。現在、一部は整備され観光資源となっているが、多くは生活用水として利用され続けている。湧水や山水を引き込んだ水舟(みずぶね)と呼ばれる階段状になった水槽は、400年以上前に生まれた。上段は飲み水に、中段は野菜や果物を洗ったり冷やしたり、下段は食器洗いにと水を無駄にせず使い分けるシステムになっている。また「カワド」と呼ばれている共同の洗い場は、清らかな川の流れをそのまま町中に引き込んだ水路の途中に作られ、簡単なすすぎや洗い物に使われている。水舟とカワドを紹介している大和ハウスのテレビCM、共創共生シリーズ「郡上八幡」篇がある。 1996年に水の郷百選に認定された。また、1996年に日本の音風景100選として「吉田川の川遊び」が選定された。 いがわこみち最長の水路。遊歩道として整備されている。 やなか水のこみちおもだか家民芸館・齋藤美術館・心の森ミュージアム 遊童館・ロートレックミュージアムといった観光施設が集中している。 吉田川親水遊歩道
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