民生用コンピュータOS用としてのソフトウェア化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/15 08:42 UTC 版)
「サンプラー」の記事における「民生用コンピュータOS用としてのソフトウェア化」の解説
民生用コンピュータの高性能化によってWindowsやMac,iOS等のソフトウェアとして利用できるようになっている。 そのソフトウェアサンプラーの走りがNemeSys Music Technology, Inc.のGigaSamplerである。ハードウェアサンプラーの限定的なRAM空間に縛られ、一度に使えるサンプル量に限界があるという問題を克服するため、GigaSamplerではハードディスクドライブ上のサンプル情報を随時読み出すハードディスクストリーミング機能を搭載した。 ハードディスクストリーミング機能の登場により、利用できるサンプルサイズが飛躍的に増加した。製品名のGiga(ギガ)が示す通り、サンプルライブラリ全体でギガバイトを超えるものが主流となった。 高性能化以前にも、MODという、サンプラーとシーケンサーを組み合わせたと思わせるDTM環境があったが、スペックを要し、またレイテンシの問題もあったため、普及には至らなかったが、現在でも後継のソフトウェアが出ている。
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