氏使用の義務化とは? わかりやすく解説

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氏使用の義務化

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 02:20 UTC 版)

夫婦別姓」の記事における「氏使用の義務化」の解説

1870年10月13日明治3年9月19日)、太政官布告により平民にも氏使用許可された。これについて、奥富孝之は、この氏使用浸透しなかった、としている。同年12月叙位任官する際には従前の姓+実名から苗字実名での表記改め翌年10月には公用文書苗字実名統一された。1872年明治5年5月国民全員実名通称どちらか本人選択させる方針変更した1872年3月9日明治5年2月1日)、徴税徴兵治安維持などのために国民現況把握する目的で、戸籍法壬申戸籍施行。ここでは苗字または姓が「氏」、通称または実名が「名」として登録され一人一名主義原則確立した同年8月24日太政官布告改氏改名禁止久武綾子は、襲名屋号家名として使っていた庶民混乱もたらした、としている。そのため、1880年明治13年)1月7日太政官指令では改名禁止一部緩和されている。 1875年明治8年2月13日太政官布告22号では、兵籍取調の必要から氏の使用義務化した。夫婦の氏の扱いについては、1875年12月太政官布告婚姻縁組離婚などの際に新しい氏を作って良いとされた。

※この「氏使用の義務化」の解説は、「夫婦別姓」の解説の一部です。
「氏使用の義務化」を含む「夫婦別姓」の記事については、「夫婦別姓」の概要を参照ください。

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