母と妻の殺害
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 06:55 UTC 版)
「テキサスタワー乱射事件」の記事における「母と妻の殺害」の解説
8月1日の午前0時から午前3時ごろ、ホイットマンは母のマーガレット・ホイットマン (英: Margaret Whitman) と、妻のキャサリーン・ライスナー・ホイットマン (英: Kathleen Leissner Whitman) を殺害した。残した書置きによれば、ホイットマンは母と妻を愛していたが、後に辱めを受けることのないように2人を殺害したという。 その後の午前中、ホイットマンは台車を借り、銀行で250ドル (2020年時点の$1,900と同等) の不渡り小切手を現金に換えた。それから車でホームセンターに向かい、30口径のユニバーサルM1カービン、弾倉を追加で2つ、弾薬を8箱購入した。レジ係にはイノシシの狩猟のためと伝えた。銃販売店ではカービン弾の弾倉をさらに4つ、弾薬を6箱、缶入りの銃洗浄液を購入した。シアーズでは12ゲージのシアーズ・モデル60半自動散弾銃を購入し、その後に帰宅した。 その後、ホイットマンはトランクに狩猟用のボルトアクションライフルであるレミントンM700、35口径(英語版)のポンプアクションライフル、M1カービン、ルガーP08、ガレシ・ブレシア(英語版)、S&W M19、散弾銃 (銃身と銃床を切り落としたもの)、700個を超える弾薬を入れた。他にも、パック詰めの食物やコーヒー、ビタミン剤、デキセドリン (興奮剤)、エキセドリン (鎮痛剤)、耳栓、水差し、マッチ、ライターの燃料、ロープ、双眼鏡、鉈、ナイフ3本、トランジスタラジオ、トイレットペーパー、剃刀、防臭剤も詰め込んだ。また、シャツとジーンズの上にカーキ色のつなぎを身に着けた。
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