歴史上のトロンボーン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 05:39 UTC 版)
「トロンボーン」の記事における「歴史上のトロンボーン」の解説
サックバット (sackbut) トロンボーンの祖となった古楽器である。現代のトロンボーンと酷似しているが、全体にベルが小さく、ベルの開き方も比較的ゆるやかである。現代のトロンボーンよりずっと軽量で、大きな音は望めないが柔らかな音色を持ち、小編成の合奏・オーケストラや声楽とのアンサンブルに向く。アルト・テナー・バス・コントラバスの各サイズの楽器がある。エッガー社製が有名。 ビュサン (buccin) ベル自体が龍の頭をかたどった形をしている。19世紀に考案され、フランスやベルギーで使われた。 アドルフ・サックスのトロンボーン サックスは、劇場のピットや軍隊で使うための、3〜6本のバルブ式を備えたテナーやアルトのトロンボーンを色々製作した。普通にイメージするスライド式のトロンボーンとは形が異なる。馬に乗りながら演奏出来るようにした形状のものや、ベルを7つ持つタイプなどがある。 サックバット(sackbut) ビュサン(buccin) 6ピストン 7ベル
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