歴代の衣裳
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/01 21:59 UTC 版)
1月~3月末の水戸の梅まつり終了まで「振袖」での勤務が主である。 屋外勤務の汚れ等を考慮してか、薄い色地の振袖は過去20年ほど採用されず、帯も黒系の地に金銀が多い。振袖・帯ともに梅大使の特注品で、必ず「梅」があしらわれている。 2001年度 「赤」 袂・上前に薄ピンクの梅模様が、白い霞のように入っている。遠めにも白がよく目立つ。 2002年度 「赤」 袖口・上前に黄色と紫色の梅がぽつぽつと描かれている。袂が無地なのでおとなしい印象。 2003年度 「青」 袖・袂・上前に白黒金で大小の梅が描かれている。使用色が少なくシックだが色鮮やか。 2004年度 「赤」 例年よりもローズ系の赤。袂・上前に牡丹のような大きく丸い梅が黒を基調に描かれている。 2005年度 「黄」 右袖・裾は茶色と苔色。上前にパステル系の梅が咲く。格子柄の地紋がくっきりと見てとれる。 2006年度 「桃」 赤地にピンクと白の小梅を全体にあしらった総柄の振袖。総柄は梅大使史上初。遠目では桃色。 2007年度 「紫」 袖・袂・上前に白ピンク若葉色の梅と熨斗模様が伸びやかに描かれている。紫の地は金ラメ入り。 4月~12月は主に洋服での勤務となる。最初の数年は、赤や白のスーツであったが、2004年度から毎年同一となった。丈の長いピンクのスーツに黒いスカート。襟元に水玉スカーフ(白地に黒)を蝶結びする。 2012年から、年間を通じて和服での勤務となった。
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