武本喜代蔵とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 武本喜代蔵の意味・解説 

武本喜代蔵

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/16 14:58 UTC 版)

武本 喜代蔵
生誕1872年12月16日
鳥取県倉吉市
死没 (1956-06-26) 1956年6月26日(83歳没)
東京都
職業牧師巡回伝道者

武本 喜代蔵(たけもと きよぞう、1872年12月16日明治5年11月16日) - 1956年昭和31年)6月26日)は日本の牧師、巡回伝道者である。

1872年(明治5年)鳥取県倉吉市に生まれる。1889年(明治22年)に日本組合基督教会の倉吉講義所(倉吉教会)でアメリカンボードのJ・H・ペティより洗礼を受ける。キリスト教徒になったことによる、家族の迫害を避けて、津山、岡山、倉敷に流転する。

1890年(明治23年)頃松江市英国聖公会の宣教師B・F・バックストンに会い、バックストンに導かれ直接献身を決意するより、その後、バックストンと出雲地方での伝道を開始する。

1903年(明治36年)に日本組合基督教会の牧師に就任し、広島教会で牧会をする。1912年(大正元年)に日本基督伝道会社より台湾に派遣され、日本組合台北基督教会を設立する。

1914年(大正2年)には日本組合基督教会天満教会の牧師に就任する。1919年(大正8年)頃、同じく組合教会の伝道師木村清松日本ホーリネス教会中田重治監督、内村鑑三らによる再臨運動に協力する。 1923年(大正12年)には霊化運動を標榜して、日本組合基督教会の牧師牧師を辞任して東京に移り、霊化運動のための巡回伝道を行う。

太平洋戦争中には国家主義に迎合するが、戦後は『霊化』を再び始め、神癒に重点を置いて活動した。

参考文献

『日本キリスト教歴史大事典』教文館、1988年




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「武本喜代蔵」の関連用語

武本喜代蔵のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



武本喜代蔵のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの武本喜代蔵 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS