正式案
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/10 04:38 UTC 版)
「2010年のF1世界選手権」の記事における「正式案」の解説
2009年8月に正式にFIAから発表された2010年のレギュレーションは レース途中での給油禁止。 車体最低重量を620kgとする。 が当初の案と同じであるが、タイヤウォーマーの使用は許可された。レース途中での給油が禁止されたことから、燃料タンクの容量は拡大せざるを得なくなる。そのため、チームによって大小はあれど、2009年シーズンのマシンに比べてホイールベースおよびマシン全長が延長されている。 参戦台数の増加に伴い、予選も若干変更を受けている。Q1,Q2,Q3の3セッションに分かれていることは従来と同じであるが、各セッションでの脱落台数に変更がある。26台参戦の場合を例に挙げる。カッコ内は24台参戦の場合。 Q1は14時00分から20分まで20分間実施。26位から19位まで(24位から18位まで)確定。 Q2は14時27分から42分まで15分間実施。18位から11位まで(17位から11位まで)確定。 Q3は14時50分から15時00分まで10分間実施。10位から1位まで確定。 また、参戦予定台数が、2009年の20台から26台までに増加したことを受け、ポイントシステムの見直しが行われた。入賞圏内は従来の「8位まで」から「10位まで」に拡大、これに伴って各順位のポイント配分も大幅に改訂された。 ポイントシステム順位1位 2位 3位 4位 5位 6位 7位 8位 9位 10位 11位以降 ポイント(2009年まで)10 8 6 5 4 3 2 1 0 ポイント(2010年から)25 18 15 12 10 8 6 4 2 1 0
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