櫛山(押川)さくら(くしやま〔おしかわ〕 さくら) - 篠川桃音(第20 - 31話)、林丹丹(第31話 - )
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0 - 4歳(第1部)→13歳 - (第2部)→20歳(第3部)。桜子と比呂人の娘。「桜に縁がある子だから」と勝が命名。桜子と勝の娘とされ、生まれてすぐに桜子から引き裂かれ、勝夫妻に育てられるが、唯幸の指示で由佳子にさらわれ、押川家に里子に出された。陸雄を実の兄のように慕っている。3歳の時、唯幸が桜子を家に呼び戻す切り札として櫛山家に戻される。9年後、心優しい中学生に成長したが、奇妙な家族環境をひそかに悩み、大人になったら櫛山家を出たいと思っている。母・桜子と唯幸の年齢差に戸惑い、恥だと思っている。比呂人が実の父と分かると唯幸を「金貸し爺さん」と呼び、嫌う。明美に首が切れた人形をプレゼントされ恐怖におののく。『いさみ酒造』の一室で比呂人と暮らせる事になり喜ぶ。冬休みに上京する際、明美に誘拐・監禁され、井伏に乱暴されそうになったトラウマから男性恐怖症となる。数ヵ月後、睦美に乱暴されたことが噂になっていると言われて自殺未遂。『桜衛』の新酒発表会当日に明美が比呂人を刺殺するのを目撃したため恋愛や異性に対し憎悪するようになり、陸雄と健を弄ぼうとするなど歪んだ性格に。陸雄と健の気を引こうとして呉矢をからかい、ホテルに連れ込まれ、陸雄と健に救出される。比呂人そっくりな堂一に一目惚れするが、堂一が桜子に好意を寄せていることを知り、激しく嫉妬し、自分の髪の毛をめちゃくちゃに切ったり、桜子の部屋を荒らしたり過激な行動に出る。その後、堂一に好意を向けられるようになり喜ぶ。堂一とホテルに向かうが、乱暴された恐怖の光景を思い出し、堂一を拒絶して逃げてしまう。肉体関係ぬきの約束で陸雄と結婚したが、健に抱かれてから不倫関係に。心は陸雄を愛しているのに、体は健を求めてしまうことに悩み、心中を決意。陸雄と心中するも失敗。健と豊香が結婚することで穏やかな生活を取り戻す。梓川賞受賞で上京する陸雄を見送る。
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