森崎家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/12/31 03:27 UTC 版)
眞己と猛の実父である男とその養子。2巻目と3巻目に登場。 森崎崇史(もりさき たかし) 麻亜子の高校の同級生で、当時、複雑な事情から麻亜子と婚約関係にあったが、結果的に破局。子供の認知もさせてもらえなかった。 20代から30代向けの服飾ブランド「タカシ・モリサキ」の社長でデザイナー。業界では有名。仕事の都合で麻亜子と会うことが多いが、家族問題に関しては麻亜子の怒りが未だ治まっていないため、教えてもらえないでいた。 服のモデルは主に麻亜子だが、猛が娘だと分かってからは、猛のようなティーン向けの服も手がけ始めた。また、麻亜子が自分の花嫁衣裳と零の衣装を強引に(デザインと生地や飾りパーツ選びは同業者の麻亜子が担当したが)頼み込んだ際、チーム総出で1週間以内に仕上げるという荒業をやってのけた。 「その外見も性格も崇史のミニチュア版」と周囲の人間に評されるほど、眞己は実父に似ている。 仕事では有能(デザインセンスと才能は麻亜子の保証つき)だが、家事能力は今も過去も低く、のぞみがすべての家事をこなすはめになっている。 森崎のぞみ 旧姓・美作。女名前だがれっきとした男子で、染め直していないため妙なグラデーションになっている長い髪を持つ。父親は、かつて教育実習生として麻亜子と崇史の高校に来ていた男。 崇史が寝言で麻亜子の名を呼んだため、麻亜子に復縁してもらおうとやってくるが、過去の事実を知って諦める。 軽薄そうな容姿とは裏腹に、多少軽率ではあるが作中屈指の常識人。養父がだらしないので、家事は全て担当し、さらに、養父の仕事場に顔を出すことも多いため、社内の人間(特に崇史の側近とも言える3人)とは顔なじみ。
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