桑津遺跡
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校舎北側の校門脇には桑津遺跡の石碑が建立されており、説明板に以下のように紹介されている。 「桑津遺跡」 桑津遺跡の発見は、昭和4年京都大学が桑津小学校運動場付近を初めて発掘調査した時である。この時に発見された土器は弥生時代中期(約2千数百年前)を代表するものとして「桑津式土器」と呼ばれ考古学上、貴重な価値をもっている。また、平成2年8月から9月にわたり、桑津小学校の講堂兼体育館の全面改築の際に発掘調査し、舞台下付近から、石器(槍先など約1万年前)や土器(弥生時代中期)が大量に出土した。その後も学校周辺の桑津・駒川・西今川にわたる再開発に伴い発掘調査した際、弥生時代にとどまらず縄文時代・古墳時代・奈良時代・江戸時代に至る様々な石器・土器・かわら・井戸・集落跡・建物跡や、日本最古の木簡も出土した。このように桑津遺跡は、約1万年前の狩猟生活の時代から現代に至るまでの人々が生活していたことを物語っている。(原文ママ)
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桑津遺跡
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/13 06:09 UTC 版)
桑津小学校の校門脇に、桑津遺跡の石碑が建立されている。この遺跡は、東住吉区北西部一帯に所在する縄文時代前期から中世にかけての複合遺跡で、上町台地の東斜面標高3~6mに存在している。最古のものでは、東住吉中学校の校内から旧石器時代の尖頭器が発見され、このことから桑津近辺では、1万年前から人類が定住していたことを物語っている。
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