栃木温泉 (熊本県)とは? わかりやすく解説

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栃木温泉 (熊本県)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/30 02:12 UTC 版)

栃木温泉
温泉情報
所在地 熊本県阿蘇郡南阿蘇村
交通 E3 九州道 熊本ICから車で40分
泉質 カルシウム - ナトリウム - 炭酸水素塩。塩化物泉
泉温(摂氏 38 - 45℃
宿泊施設数 3
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栃木温泉(とちのきおんせん)は、熊本県阿蘇郡南阿蘇村にある温泉

付近にかつて存在した栃木原温泉(とちのきはらおんせん)と合わせて『栃木温泉』と呼ぶ場合もある[1]。このため、本項では栃木原温泉についても解説する。

概要

歴史

西郷隆盛孫文も逗留したといわれ、歌人の若山牧水は「名を聞きて 久しかりしか 栃の木の いで湯に来り 入ればたのしき」という歌を詠んでいる。

第二次世界大戦の末期、1945年7月には、日本での敵国人の抑留政策の延長で、九州で布教活動をしていたカトリック聖職者ら約40人が小山旅館に集められた[2], [3]

温泉街

3軒の旅館(小山旅館、旅館朝陽、アコンカグアリゾーツ(THE ACONCAGUA RESORTS)[注 1])および、南阿蘇村立総合福祉温泉センター・ウィナス(旧長陽村時代の1993年開業[1])が存在する。

かつては『栃木原温泉 いろは館』という食事処兼入浴施設施設も存在していた。建物は合掌造りとなっておえい、平家の落人が忍び住んでいた古民家を高千穂の里から移築、復元したものである[4]

交通アクセス

脚注

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注釈

  1. ^ 旧・荒牧旅館、1892年創業[4]熊本地震で被災し休業中だったところをK.M.A社が発行済み株式100%と土地・建物をM&Aで取得し[5]2021年10月1日にリニューアルオープン[6]

出典

  1. ^ a b c d e 『J GUIDE HOLIDAY 日本の温泉 -西日本編』(1998年4月、山と渓谷社発行)192頁。
  2. ^ セルギウス・ペシェク『越えて来た道』、聖母の騎士社、聖母文庫、1996年、pp.152-154
  3. ^ マリー゠エマニュエル・グレゴリー著『長崎の原爆で終わった抑留』、えにし書房、2022年、p.88。
  4. ^ a b 『全国温泉大事典』(1997年12月18日、野口冬人著、旅行読売出版社発行)630ページ。
  5. ^ 南阿蘇村の荒牧旅館をM&Aで取得・・・・K.M.A SPA&RESORTS(くまもと経済、2020年12月28日)
  6. ^ みなみあそ観光局(facebook、2021年9月30日)

外部リンク

 




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