松風の岬【ショウフウノミサキ】(草花類)
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登録番号 | 第13039号 |
登録年月日 | 2005年 3月 23日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | 松風の岬 よみ:ショウフウノミサキ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 加藤由博 | |
品種登録者の住所 | 長野県南佐久郡佐久町大字海瀬4727番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 加藤由博 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「竹林」に9月咲白色系混合花粉を交配して育成されたものであり、花は黄白色のやや大輪で切花向きの品種である。草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈はやや高である。茎の太さは中、色は緑、強さ、中空の程度及び摘心後の分枝性は中、側らいの発生程度は少、節間長は短である。葉身長、葉幅、葉の縦横比及び葉柄の長さは中、葉の基部の形は凸、先端部分の形は鈍円、一次欠刻はやや深、表面の色は濃、裏面の色、毛じの多少、光沢度及び厚さは中、硬さは軟、葉柄の着生角度は上向き、たく葉の有無は殆どの葉に付着、形は深裂せず及び2深裂、大きさは中、分布状態は主として両側に付着する。花の大きさはやや大、厚みはやや低、舌状花の重ねは5列以上で露心しない、舌状花数はやや多である。管状花部の直径は極小、管状花数はかなり少、分布は集中、長さはかなり小である。花弁の形は樋弁、先端の形は歯状、花弁の長さ及び幅は中、外花弁の表面及び裏面の色は黄白(JHS カラーチャート2701)、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の角度は上向き、花の中心部の色は外弁と異なり黄緑色、花たくの形は平らなドーム状、大きさは小、総ほうの大きさは中、花首の太さはやや細、長さは中、生態分類型は夏秋ギク、開花の早晩性は晩である。「銀峰」と比較して、葉の先端部分の形が鈍円であること、花の中心部の色が外弁と異なり黄緑色であること等で、「竹林」と比較して、葉の先端部分の形が鈍円であること、花弁の形が樋弁であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成6年に育成者のほ場(長野県南佐久郡佐久町)において、「竹林」に9月咲白色系混合花粉を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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