松橋

品種登録データベース

松橋【ﾏﾂﾊﾞｾ】（野菜）

※登録写真はありません	登録番号	第7175号
	登録年月日	1999年 4月 15日
	農林水産植物の種類	はす
	登録品種の名称及びその読み	松橋 　よみ：ﾏﾂﾊﾞｾ
	品種登録の有効期限	20 年
	育成者権の消滅日
	品種登録者の名称	榎本輝彦、熊本宇城農業協同組合、西山誠治、野山博敏、城尾孝児、池松秋利
	品種登録者の住所	茨城県土浦市手野町２９９４番地の３、熊本県下益城郡松橋町大字松橋３５７番地の１、熊本県下益城郡松橋町浅川１４８７番地の１２、熊本県下益城郡松橋町豊福９０１番地、熊本県下益城郡松橋町松橋２２８番地、熊本県下益城郡松橋町萩尾１４９７番地
登録品種の育成をした者の氏名	榎本輝彦、西山誠治、野山博敏、城尾孝児、池松秋利
登録品種の植物体の特性の概要
この品種は，台湾導入種の自然交雑実生より育成されたものであり，肥大茎の長さが中，節数が３～４で，根茎肥大の早晩がやや晩の食用ばすである。 　葉の大きさは70㎝以上，凹みはやや深，葉縁の波は中，葉柄長は100～149㎝，葉柄のとげは少である。花の大きさはやや大，花弁の地色は白，アントシアニンの有無は有，アントシアニンの濃淡は淡，アントシアニンの分布はつま紅，形は広，先端の形は丸，完全花弁数は15～24である。肥大茎の肩張りは強，太さは大，長さは中，節数は３～４，分岐肥大茎の肥大程度はやや高，肥大茎表皮の色は極淡，皮点はかなり少，肉の硬さは軟である。根茎肥大の早晩はやや晩，地下根茎の深さは中である。 「エノモト」と比較して，地下根茎の節間長が長いこと，肥大茎が長いこと，肥大茎表皮の皮点が少ないこと，根茎肥大が遅いこと等で，「エノモト仁蹊」と比較して，地下根茎の節間長が長いこと，肥大茎が長いこと，根茎肥大が遅いこと等で区別性が認められる。
登録品種の育成の経過の概要
この品種は，昭和55年に育成者のほ場（茨城県土浦市）において，台湾導入種の自然交雑種子を採種し，平成５年に熊本県下益城郡松橋町において実生を養成し，６年に選抜，以後，茨城県土浦市において増殖を行いながら特性の調査を継続し，７年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。