東北大学教授時代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/04 08:24 UTC 版)
「内山勝 (ロボット研究者)」の記事における「東北大学教授時代」の解説
1992年4月、東北大学工学部機械航空工学科の教授に昇進。1997年4月には同大学院工学研究科 航空宇宙工学専攻(スペーステクノロジー講座 宇宙機械学分野)に配置換え。宇宙ロボットの研究に取り組み、豊田工機と共同でパラレルロボット「HEXA」も開発。遠隔操作も研究し、ハイブリッドシミュレータにも取り組む。1999年から2002年の間には宇宙科学研究所(宇宙探査工学研究系)の教授も併任し、1999年にはETS-VIIの遠隔操作実験を実施した。 ヒューマノイドロボットの研究開発にも取り組み、「才賀」シリーズを制作するとともに、弾性関節機構や自重補償脚機構などの要素開発も行った。また、2005年の愛地球博ではHRP-2を用いた太鼓敲きを実現した。2009年4月からは東北大学大学院工学研究科長を務め、2011年には大学院工学研究科 機械システムデザイン工学専攻 教授(知的デザイン学講座 知能機械デザイン学分野)に配置換え)。2015年3月で東北大学を定年退職。同年4月から公益財団法人みやぎ産業振興機構テクニカルアドバイザー(産学連携推進型)に就任。東北大学名誉教授。
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