本来の長尾街道
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/23 06:50 UTC 版)
「長尾街道 (香川県)」の記事における「本来の長尾街道」の解説
上記の通り、本来の長尾街道は常磐橋を起点とする街道である。そのため、本来の長尾街道は同地を起点として片原町商店街アーケードを抜けた場所にある通町信号(信号としては無名の交差点)から南進して香川県道160号高松港栗林公園線に入り、国道11号・志度街道塩屋町交差点(ここまで志度街道との重複街道)をさらに南へ直進し、志度線瓦町駅踏切手前に存在する、塩上町の無名の交差点(無信号。塩屋町交差点から辻一つ南進した場所)を市道へと東進し、直後にある志度線踏切を超えて南東へ向かい、香川県立高松商業高等学校の西側から多賀神社北交差点の信号を南進して観光通りとの押しボタン設置交差点をさらに南進し、香川県道43号中徳三谷高松線の旧道(支線)区間(高松市街地側からの侵入はできないため、自動車の場合は観光通りを東進し、ひとつ目の無名信号で右折して花園南信号から入る事になる)である花園駅前を経由して同県道上の花園南信号、上福岡町交差点、高松信用金庫木太支店前交差点に至り、現行(香川県道10号旧道として)の長尾街道に合流する。 亀田町交差点 - 池戸交差点間市町道の区間に存在する市町境近辺にある点滅信号(平井モータース・田渕酒舗 店舗前交差点)より入る、三木町道池戸平木線(いわゆる「池戸駅前 - 三木町池戸商店街 - 香川大学農学部前 - 三木町平木商店街 - 平木(新川)橋」の町道区間)も、長尾街道の旧街道(香川県道10号の旧・旧道)である。かつては起点となる点滅信号から高松側から向かう場合は左側(長尾側からは右側)に「三木町池戸商店街」のゲートオブジェを見ることができたが、現在ではゲートの老朽化にともなう崩落の危険があったために撤去されている。この旧・旧道の平木側の旧道への合流点は前述のとおり平木(新川)橋東端交点である。 長尾街道の鴨部川東詰交点から北(正確には北東)側へと入る脇道も長尾街道の旧街道であり、この脇道に入って街道と平行に東進すると、長尾街道の主要地である長尾寺に至る。この道は長尾寺を越えると遍路道の性質を持ち香川県道・徳島県道3号志度山川線と交差する。旧長尾街道はこの交差点をそのまま東進し、石田西の無名信号(古川畳店・寒川商店の地先)交点に出る。旧街道はここでは現長尾街道(県道10号旧道)を横断するにとどまり、さらに今度は街道の南側を現街道と平行に東進する事になる。最終的には旧街道の東進は香川県道140号富田西鴨庄線古枝自動車前交点まで続く。
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