本来の神戸のラーメン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/01/13 09:47 UTC 版)
「神戸ラーメン」の記事における「本来の神戸のラーメン」の解説
1970年頃までの神戸のラーメンは、豚の正肉などから取った無色透明の広東風清湯スープに、柔らかく縮れのないストレートな細麺(多くは平打ち)を合わせるというシンプルなスタイルであった。具材としては、ゆでもやし・青ねぎ・焼豚(着色なし)が定番で、ワンタンメンの人気も高かった。神戸には戦前から華僑が多数在住しており、また伝統的な食文化の面からも醤油味を好む関東とは異なり、塩ないしは薄口醤油を少量用いるのみで素材の味を生かした薄味の関西風中華料理が発達している。現在も古くからの街の中華料理店で供されるラーメン(メニューでは 「中華そば」 「汁そば」と表記されることが多い)はほとんどがこのタイプであり、後述する濃厚で油っぽいラーメンの台頭後も中高年層や女性を中心に根強い人気を保っている。
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