本の寺子屋
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2012年(平成24年)から始まった、著名な作家や文化人を招いて講演会などを開く事業である。年間をとおして多彩な活動が実施されている。正式名称は「信州しおじり 本の寺子屋」。鳥取県米子市で実施されていた「本の学校」をモデルとして、長田洋一(「文藝」元編集長)が提唱したもの。その趣旨は、図書館での諸々の事業(講座や講演会)によって、図書館と密接な「本」という媒体のことを深く考える機会を創造しようとするものであり、塩尻市立図書館中心に展開されている。塩尻市を中心とした地域の市民生活の場において、再び本をとらえ直し、同時に読書活動を活性化させる上での方向性を、この事業に参加する、本という存在と多様なかかわりを持った人たちの共同作業として創出するための活動である。 顧問(肩書きは当時): 辻井喬(作家)、熊沢俊之(筑摩書房代表取締役社長)、常世田良(日本図書館協会理事)、永井伸和(今井書店グループ会長、「本の学校」理事) 後援: 塩尻書店組合、長野県出版協会、信州大学、松本大学、信濃毎日新聞、ほか。 2012年の開校第1回目の講演会は、7月29日、佐高信 「本が変える風景」であった。
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