木造如来坐像とは? わかりやすく解説

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木造如来坐像(頭部快慶作)

主名称: 木造如来坐像(頭部快慶作)
指定番号 3304
枝番 00
指定年月日 1975.06.12(昭和50.06.12)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 彫刻
ト書 頭部内面大和尚南無阿弥陀仏大仏師安阿□□□等の銘がある
員数 1躯
時代区分 鎌倉江戸
年代
検索年代
解説文:  俊乗坊重源が、建仁年間一二〇一~三)に開いた伊賀別所新大仏寺前身)には快慶作の丈六阿弥陀三尊立像安置されていたことが知られているが、この像は、江戸初期損壊し中尊頭部と石の台のみを残すだけであったところ、享保年間一七一六三五)、京仏師祐慶がこれらを生かして現在のように再興したという。その頭部正に創建時のもので、鎌倉時代快慶最盛時の作風巧緻技倆明瞭に看取され、また内部には、「大和尚南無阿弥陀仏」(重源)、「大仏師安阿□□」(快慶)の名が記されている。基壇もその表面浮彫された図様中国宋様石刻顕著な影響をみることができ、唐本によるという本像創建時の姿を偲ばせる重要な遺構である。



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