木津用水駅とは? わかりやすく解説

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木津用水駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/16 03:05 UTC 版)

木津用水駅
犬山方面駅舎
こつようすい
KOTSUYŌSUI
IY12 扶桑 (1.4 km)
(1.4 km) 犬山口 IY14
所在地 愛知県丹羽郡扶桑町高雄字米ノ山266番地
駅番号 IY  13 
所属事業者 名古屋鉄道
所属路線 犬山線
キロ程 22.6 km(枇杷島分岐点起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
1,865人/日
-2021年-
開業年月日 1912年大正元年)8月6日
備考 無人駅駅集中管理システム導入駅)
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木津用水駅(こつようすいえき)は、愛知県丹羽郡扶桑町高雄にある、名古屋鉄道犬山線。駅番号はIY13準急停車駅である。

駅名は付近を流れる合瀬川の別名「木津用水(こっつようすい)」に由来するが、読みが異なる[1]

歴史

駅構造

相対式ホーム2面2線を有する地上駅である。ホームは名古屋方面が8両分、犬山方面が6両分(地下鉄直通20m車対応)。駅舎は上下別々になっており、改札内に跨線橋などはない。それぞれの改札口付近に自動券売機(継続manaca定期乗車券及び新規通勤manaca定期乗車券の購入も可能ではあるが、名鉄ミューズカードでの決済は7:00~22:00の間に限られる)と自動精算機(ICカードのチャージ等も可能)を1台ずつ備えている。トイレは改札内にはなく、外の駐輪場にある。

1968年までは東洋紡績(現在の東洋紡)犬山工場へ向かう貨物線の側線が構内北側にあったが、現在は撤去され存在しない[5]。貨物線自体も完全に撤去され、道路や住宅地などに転用されている[5]

なお、この貨物線では晩年までデキ110形が運用されていた。

のりば

番線 路線 方向 行先
1 IY 犬山線 下り 犬山方面[6]
2 上り 名鉄名古屋金山方面[6]

配線図

木津用水駅 構内配線略図

岩倉・
名古屋方面

犬山・
新鵜沼方面
凡例
出典:[7]


利用状況

  • 「移動等円滑化取組報告書」によると、2021年度の1日平均乗降人員は1,865人であった[8]
  • 『名鉄120年:近20年のあゆみ』によると2013年度当時の1日平均乗降人員は2,009人であり、この値は名鉄全駅(275駅)中183位、犬山線(17駅)中14位であった[9]
  • 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は1,806人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中180位、 犬山線(17駅)中15位であった[10]
  • 愛知県の統計によれば、1日平均の乗車人員(降車客含まず)は2007年度(平成19年度)998人、2008年度(平成20年度)994人である。
  • 扶桑町と犬山市の境界に近く、扶桑町の東部地域と犬山市の西部地域(犬山市街地から坂を下りた地域)がエリアとなっている。

駅周辺

備考

駅所在地は扶桑町であるが、ほぼ犬山市との境目にあたりかつ犬山市に「木津(こっつ)」と呼ばれる地域が存在することから、犬山市にある駅だと誤解されることがある。

隣の駅

名古屋鉄道
IY 犬山線
ミュースカイ快速特急特急快速急行急行
通過
準急・■普通
扶桑駅(IY12) - 木津用水駅(IY13) - 犬山口駅(IY14)

脚注

  1. ^ 清水武『名古屋鉄道各駅停車』洋泉社、2016年、196頁。ISBN 978-4-8003-0800-9 
  2. ^ 清水武、田中義人、澤内一晃『名古屋鉄道の貨物輸送』フォト・パブリッシング、2021年、268頁。 ISBN 978-4802132701 
  3. ^ 寺田裕一『改訂新版 データブック日本の私鉄』ネコ・パブリッシング、2013年、257頁。 ISBN 978-4777013364 
  4. ^ 太田貴之「輸送と運転 近年の動向」『鉄道ピクトリアル』第816巻、電気車研究会、2009年3月、44頁。 
  5. ^ a b 伊藤博康のテツな“ひろやす”の鉄道小咄『名鉄に接続の東洋紡専用線跡…廃線跡探訪(13)』 - 中日新聞社、2020年4月30日
  6. ^ a b 木津用水(IY13)(こつようすい) 路線一覧”. 名古屋鉄道. 2021年10月3日閲覧。
  7. ^ 電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』通巻第816号 2009年3月 臨時増刊号 「特集 - 名古屋鉄道」、巻末折込「名古屋鉄道 配線略図」
  8. ^ 令和3年度 移動等円滑化取組報告書(鉄道駅)” (PDF). 名古屋鉄道. 2023年2月10日閲覧。
  9. ^ 名鉄120年史編纂委員会事務局(編)『名鉄120年:近20年のあゆみ』名古屋鉄道、2014年、160-162頁。 
  10. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、651-653頁。 

関連項目

外部リンク




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