最速世界王座
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2015年5月30日、小牧市スポーツ公園総合体育館にてフリアン・イェドラス(メキシコ)とWBO世界ミニマム級王座決定戦を行い、12回3-0(115-113、2者が117-111)の判定勝ちを収め日本男子最速となるプロ5戦目での世界王座獲得に成功した。6月14日、WBOの2015年6月度月間MVPに選出された。 2015年12月31日、愛知県体育館でWBO世界ミニマム級4位でWBOアジア太平洋ミニマム級王者のビック・サルダールと対戦し序盤から苦戦を強いられ5回に右ストレートでダウンを奪われるも、次の6回に左ボディブローでダウンを奪い返しそのままカウンテッドアウト。劇的な逆転となる6回2分15秒KO勝ちを収め、初防衛に成功した。試合後インタビューで2階級制覇を目指すと宣言した。 2016年4月7日、ライトフライ級に転向し2階級制覇を目指す為にWBO世界ミニマム級王座を返上した。同月4月16日に発表された世界ランキングでは、WBO世界ライトフライ級2位にランクインした。 2016年5月28日、名古屋国際会議場でIBF世界ライトフライ級9位のレネ・パティラノとライトフライ級進出戦となるライトフライ級契約10回戦を行い、6回2分23秒KO勝ちを収めた。 2016年12月31日、岐阜メモリアルセンターで行われた「SOUL FIGHTING」でドニー・ニエテスの王座返上に伴いWBO世界ライトフライ級1位のモイセス・フェンテスとWBO世界ライトフライ級王座決定戦を行い、5回1分52秒TKO勝ちを収め井上尚弥と並ぶ日本最速タイ記録となるプロ8戦目での2階級制覇を達成した。 2017年5月20日、テバオーシャンアリーナでWBO世界ライトフライ級1位でWBOラテンアメリカライトフライ級王者のアンヘル・アコスタと対戦し、12回3-0(117-110×2、116-111)の判定勝ちを収め初防衛に成功した。 2017年9月13日、大阪府立体育会館でWBO世界ライトフライ級13位でWBAアジアライトフライ級王者のパランポン・CPフレッシュマートと対戦し、9回1分27秒TKO勝ちを収め2度目の防衛に成功したが、試合のダメージは深く両目に眼窩底骨折を負って、WBA同級王者田口良一との年内統一戦のプランは白紙となった。 2017年11月30日、フライ級に転向するためにWBO世界ライトフライ王座を返上した。 2018年3月31日、名古屋国際会議場でWBO世界フライ級13位のロニー・バルドナドとフライ級10回戦を行い、9回2分26秒TKO勝ちを収めフライ級転向戦を白星で飾った。
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