暴力団と密接交際発覚で芸能界引退
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/12 17:32 UTC 版)
「島田紳助」の記事における「暴力団と密接交際発覚で芸能界引退」の解説
2011年8月23日19時に吉本興業から「島田紳助に関する緊急記者会見開催」がマスコミ各社に通知され、22時00分から吉本興業東京本部で、紳助および吉本興業社長の大崎洋らが記者会見し、同日に島田紳助が芸能界を引退すると発表した。 引退事由は、紳助と暴力団関係者との交際が発覚し、けじめを付けるため、自らの意思での引退であるとした。紳助はあらかじめ「軽い言い方で申し訳ない」と前置きしながら、「僕の中では『この程度』なんです。頻繁に密着しているわけではない。『この程度』でも引退になるんだと、後輩に同じ過ちを繰り返させたくない」「自分の中ではセーフと思っていたが、芸能界のルールとしてはアウトだった(指摘されるまで気づかなかった)」「(週刊誌による不法カジノ入店疑惑報道を否定し)嘘を言っていたら、皆さんの前で腹を切る」「僕が何も言わなかったら謹慎処分だったと思います」と語った。時折、涙を交えながらの記者会見は50分程に及んだ。また涙の理由に関しては「引退を決意した際、慰めてくれたり本気で叱ってくれた人の優しさを思い出し涙を流したのであって、引退に対する後悔の涙ではなく、引退を決意してから一度もぶれることがなかった」と述べた。また、引退について妻からは「自分のやりたいようにやったらいいよ。自分の思うように生きてください」長女からは「本当に後悔しないのか。でも、あなたは強運の持ち主だからまた何かを考えるよね」と言われたことを明かした。 吉本興業は、警察から吉本興業に暴力団関係者のメールの中に、紳助とのやりとりがあったという情報が寄せられたことから、8月21日の『行列のできる法律相談所』生放送終了直後に紳助に事実確認をしたところ、事実であることを認めたため引退を決定した。「法的には問題はないが、芸能界のモラルとして、社会的影響力の高いテレビ等に出演しているタレントとしては許されない。社としては厳しい態度で臨むべきだと判断した」と説明した。
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