昭和ゴジラシリーズのメカゴジラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/27 09:57 UTC 版)
「メカゴジラ」の記事における「昭和ゴジラシリーズのメカゴジラ」の解説
ブラックホール第3惑星人の操る地球侵略用兵器として、鋼鉄の10倍もの強度を持つ合金スペースチタニウムを原料に、地球最強の生物ゴジラをモデルに研究して開発した。 スーツアクターは森一成。 武器設定やネーミングは、宣伝部からの依頼のもと、「メカ好き」という川北が行ったものである。光線は虹を連想させるカラフルなものだが、これも川北によるもので、『ウルトラマンA』で試したものを映画で生かしたものだという。 爆破技術で知られる中野により、「全身が武器」との売り文句のメカゴジラの攻撃描写には派手な火薬効果が持ち込まれ、『ゴジラ対メカゴジラ』では東京にあるコンビナートの爆発シーン、『メカゴジラの逆襲』では横須賀市の破壊シーン(市街地セットの床を落とす)など、過激な爆破が幾度か登場する。特に『逆襲』では、特効担当が火薬の量を増やしたため、ミニチュアの土台が揺れている。また、後年に述懐した中野によれば、爆破にはガソリンを用いていたが、成分の違いからか後年のものだと当時の色にはならず、CGでも作れないと思われている。
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