昭和ゴジラシリーズのクモンガ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/01 03:50 UTC 版)
「クモンガ」の記事における「昭和ゴジラシリーズのクモンガ」の解説
本作品でのクモンガは直線的な糸を噴出するだけでなく、一度空中へ噴出された糸がネット状に展開して相手を包み込むという能力強縛デスクロス・ネットを持つ。他に武器として毒針を持っているが、劇中では未使用。 X星人に操られてアリゾナを襲撃し、トレーラーハウスを破壊した後はニューギニアのジャングルでゴジラと対決する。初代同様の身軽な動きでゴジラの周囲を回って翻弄し、糸を絡ませて動きを封じかけたものの、逆に糸をつかまれてねじり上げられると、ジャイアントスイング気味に振り回され、彼方へ投げ飛ばされた。それ以降の消息は不明。 デザインは西川伸司。原典は見ずに、西川自身の中のクモンガをイメージして描き起こしたという。 造型はサンク・アールが手掛けた。造型プロデューサーの若狭新一は、造型段階では重量バランスがわからないため、完成してからピアノ線の位置を調整するなど、撮影前の準備に手間がかかったことを証言している。 操演は、実際のクモの動きを参考にしている。ゴジラに振り回されるシーンは、オープンセットでクレーン車を使用して撮影された。糸の色は、特殊技術の浅田英一からの要望により黄色となった。 劇中には、バンクーバーの子供がクモンガのソフビ人形で遊んでいるシーンがある。 書籍『ゴジラ大辞典【新装版】』では、名称をクモンガ(3代目)と記載している。
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