映画祭について
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「ニッポン・コネクション」の記事における「映画祭について」の解説
毎年、ニッポン・コネクション映画祭の短編映画と長編映画を含む作品数は100作を超え、その中の多くのはドイツ・ヨーロッパ・ワールドプレミアとして上映される。作品の範囲は幅広く、現代映画とレトロスペクティブ、新しい劇映画や記録映画などが挙げられる。 映画祭のプログラムは「ニッポン・シネマ」、「ニッポン・アニメーション」「ニッポン・ヴィジョンズ」、「ニッポン・レトロ」という四つの部門で構成されている。日本からは監督、プロデューサー、俳優等の映画関係者が作品のプロモーションのため、フランクフルトに招かれる。多くの映画製作者はパネルディスカッションに参加し、自ら作品の紹介をする。(2014年は60人余りのゲストを日本から招いた。) 2005年、「ニッポン・シネマ賞」が新設された。来場者の投票数に応じ、「ニッポン・シネマ」の作品の中から「ニッポン・シネマ賞」与えられる。2010年には日本国内外の映画関係者によって構成された審査員が選出する「ニッポン・ヴィジョンズ審査員賞」、2014年からは「ニッポン・ヴィジョンズ観客賞」設けられた。 また、「ニッポン・カルチャー」では様々な講義、舞台やワークショップが行われている。来場客は茶道や太鼓、書道等の体験ができ、ダンス公演や武道ショー等を楽しむことができる。夜にはライブやパーティ等のイベントが開催されている。また、2012年から「ニッポン・キッズ」というワークショップや子供向けの映画を上映するプログラムが設立された。 さらに、2010年にかけて、インディーズ作品を代表する「ニッポン・ヴィジョンズ」の作品の一部は、「ニッポン・オン・ツアー」のタイトルで世界中の街に旅立った (ニューヨーク、バルセロナ、ベルリン等)。 本映画祭は公益法人ニッポン・コネクションe.V.を通してボランティアの協力で設立し、様々な方の努力で行われている。
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