ドビュッシー:映像 第1集
英語表記/番号 | 出版情報 | |
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ドビュッシー:映像 第1集 | Images 1 | 作曲年: 1905年 出版年: 1905年 初版出版地/出版社: Durand |
楽章・曲名 | 演奏時間 | 譜例![]() |
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1 | 水の反映 "Reflets dans l'eau" | 5分00秒 |
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2 | ラモーを讃えて "Hommage a Rameau" | 7分00秒 |
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3 | 運動 "Mouvement" | 4分00秒 |
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作品解説
1905年に交響詩『海』を完成させたドビュッシーは、その後各3曲から成るピアノ独奏曲集『映像』を2組書いている。すでに印象主義的な書法を確立した彼は、さきの『海』につづきこの『映像』で一層独創的な境地を開いた。
1.水の反映 / "Reflets dans l'eau"
第1集の第1曲。後輩作曲家にあたるラヴェルの『水の戯れ』に影響を受けたと言われている曲で、ラヴェルの曲よりも詩的で絵画的な要素が強い。繊細なパッセージが散りばめられ、それが見事な光と影を生み出している。
2.ラモーを讃えて / "Hommage a Rameau"
3.運動 / "Mouvement"
映像 第1集 (Images I)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/02 16:50 UTC 版)
「映像 (ドビュッシー)」の記事における「映像 第1集 (Images I)」の解説
1904年-05年作曲。初演は1906年3月。リカルド・ビニェスによる。 水に映る影(Reflets dans l'eau)『水の反映』とも訳され、そちらのほうがより直訳的である。ドビュッシーが数多く作曲したピアノ曲で、水を題材にした曲の中でも特に有名な曲。難易度については、繊細かつ高度な技術が必要とされる。 ラモー賛歌(Hommage à Rameau)『ラモーをたたえて』とも訳される。曲の中では教会旋法や全音音階などが使われ、主題はラモーが得意としたオルガンのような響きを持っている。 動き(Mouvement)『運動』とも訳される。
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