ラモー

デジタル大辞泉

ラモー【Jean-Philippe Rameau】

読み方：らもー

［1683〜1764］フランスの作曲家・音楽理論家。フランスの宮廷オペラを発展させ、また、「和声論」などを著して近代和声学の基礎を築いた。作品に「クラブサン曲集」など。

ピティナ・ピアノ作曲家事典

ラモー

【英】：Rameau, Jean-Philippe

[フランス]  1683～1764

2008年4月 執筆者： 朝山　奈津子

フランスの作曲家、音楽理論家。18世紀前半、盛期バロックを代表する音楽家の一人。数多くの優れた劇音楽を書いたこと、理論書によって近代和声理論の基礎を確立したことで、音楽史に輝かしい功績を残した。
ラモーの鍵盤独奏作品は全部で65曲あり、《王太子妃》（1741）を除いてはすべて劇音楽家として活動する以前の時代に書かれた。そもそもラモーは音楽家としての経歴を教会オルガニストとしてスタートし、著述や寸劇の音楽などで日銭を稼ぐかたわら、大聖堂のオルガニストの地位を手に入れようと継続的に運動している。ラモーが劇音楽に打ち込むようになったのは50歳にならんとする頃であり、この晩成型の音楽家の生涯において鍵盤楽器はつねにその中心にあった。ただし、宗教的な作品はまったく出版されていない。　

ピアノ独奏曲

曲集・小品集  [ピアノ独奏曲]

「クラヴサン合奏曲集」から抜粋された独奏クラヴサンのための5つの小品／Cinq Pièces pour clavecin seul, extraites des Pièces de clavecin en concerts 1741刊

組曲  [ピアノ独奏曲]

クラヴサン曲集　第1巻（第1組曲）／Premier livre de pièces de clavecin 1706刊

クラヴサン曲集と運指法　第1番（第2組曲）／Pièces de clavecin avec une mèthode sur la mècanique des doigts 1724刊

クラヴサン曲集と運指法　第2番（第3組曲）／Pièces de clavecin avec une mèthode sur la mècanique des doigts 1724刊

新クラヴサン組曲集　第1番（第4組曲）／Nouvelles suites de pièces de clavecin 1728刊[30'0"]

新クラヴサン組曲集　第2番（第5組曲）／Nouvelles suites de pièces de clavecin 1728刊

種々の作品  [ピアノ独奏曲]

勝利／La victoire

多感／La sensible

ヴィレロワ／La Villeroy

夕立／L'orageuse

ザイード／La Zaide

王太子妃／La Dauphine 1747

外国人名読み方字典

ラモー

名前 Rameau； Ramo

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ジャン＝フィリップ・ラモー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/01/30 04:04 UTC 版)

ジャン＝フィリップ・ラモー（Jean-Philippe Rameau, 1683年9月25日 - 1764年9月12日）は、バロック時代のフランスの作曲家・音楽理論家。

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「ラモー」の例文・使い方・用例・文例

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