明治工芸の収集家・収集館
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「清水三年坂美術館」の記事における「明治工芸の収集家・収集館」の解説
本館創設者の村田は日本における明治工芸の収集家の第一人者であるが、世界的な収集家としてはナセル・ハリリが第一人者にあげられる。彼のコレクションはイスラム美術などを含めた8つコレクション群から成り、そのうち日本が関連するものは、日本の着物コレクションと日本の明治美術コレクションと世界の七宝焼きコレクションの3つであり、後者2つのコレクション群が本館と同じく明治工芸をコレクションの対象としている。彼の明治工芸コレクションは豊富な画像を用いて公式サイトで公開されており、各国の展覧会を巡回することもある。 明治工芸は三の丸尚蔵館、国立工芸館、メトロポリタン美術館、大英博物館、ヴィクトリア&アルバート博物館などの世界各地の博物館・美術館にも収蔵されている。また2016年には当館が収蔵していた106点の明治工芸が10億8千万円で、2018年には20点が6億2600万円で京都国立近代美術館に買い上げられた。 また明治工芸のうち宮川香山作品の収集家としては田邊哲人が有名である。
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