昇天組系 天和会
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 04:13 UTC 版)
天和会自体は東京に地盤を置く組織。 天野 和義(あまの かずよし) 昇天組系天和会会長。52歳。昇天組本家本部長と兄弟分である立場を活かしてやりたい放題している。和解のために自身の麻雀店に遊びに来る黒須を怪しみつつも受け入れる。しかし、麻雀で負けが続いた黒須が腹を立てて暴れた事で報復の準備をしている所に関東総連合会の藤堂から手打ちを打診される。当初は断固として拒否していたが、組員からイカサマの証言が出た事で渋々手打ちを呑んだ。 新井 堅固(あらい けんご) 昇天組系天和会理事長。38歳。借金を負わせた資産家の依頼を受けた白竜の計画で借金を詰めさせられた上に差し押さえていたビルの抵当権を抜かれたことで激怒し、黒須興業への報復の準備を始めるも白竜が天和会側にも儲けを出させたことで一旦は矛を収めた。その後も登場するたびに白竜に煮湯を飲まされ、黒須組に水をあけられる。街ですれ違った際に白竜に悪態をつくも、もはや黒須組からは相手にされなくなっていた。 木田 睦男(きだ むつお) 昇天組系天和会幹部。36歳。韓国のソウルにあるカジノの面倒を見ており、高待遇の接待である資産家を入り浸らせることで3億円の借金とビルの抵当権を被せた。その後は組の麻雀店に遊びに来た黒須の相手をするもバカ勝ちした事に腹を立てた黒須が暴れ、戦争となる。しかし、白竜に拉致されて血を抜かれるという拷問の末にイカサマをしたと嘘の証言をさせられ、最後は天野の差し金で同じ組員との喧嘩の末に殺された。 墨田(すみだ) 昇天組系天和会幹部。黒須組と天和会の両方から借金していた徳永を巡って白竜と対立し、一度は引かせる。しかし、その後は徳永に逃げられてしまったことで身柄が黒須組に移ってしまう。最後は徳永に呼び出され、そこに待ち構えていた白竜に走行する電車に投げ込まれて死亡し、自殺として処理された。
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