旧是枝近有邸
名称: | 旧是枝近有邸 |
ふりがな: | きゅうこれえだちかありてい |
登録番号: | 27 - 0166 |
員数(数): | 1 |
員数(単位): | 棟 |
構造: | 木造4階建、セメント瓦葺、建築面積52㎡ |
時代区分: | 昭和前 |
年代: | 昭和6頃 |
代表都道府県: | 大阪府 |
所在地: | 大阪府堺市百舌鳥梅北町4丁185 |
登録基準: | 再現することが容易でないもの |
備考(調査): | 医師是枝近有が自ら設計した自邸兼診療所。日本近代建築総覧 |
施工者: | |
解説文: | 木造モルタル塗4階建で,四方に急傾斜の袴腰の妻をみせ四方対称とし,中央に塔屋を載せたひときわ目立つ洋風意匠の外観が特徴。2層分のコリント式の柱で支えたベランダや角を丸く処理した壁面を用いる点も特異である。施工は村田元蔵。 |
旧是枝近有邸
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/21 05:24 UTC 版)
旧是枝近有邸 | |
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![]() 外観 (2020年2月) |
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情報 | |
旧用途 | 住居兼診療所 |
設計者 | 是枝近有 |
施工 | 村田元蔵 |
建築主 | 是枝近有 |
建築面積 | 52 m² |
所在地 | 〒591-8031 大阪府堺市北区百舌鳥梅北町4丁185 |
座標 | 北緯34度33分31.4秒 東経135度29分49.8秒 / 北緯34.558722度 東経135.497167度座標: 北緯34度33分31.4秒 東経135度29分49.8秒 / 北緯34.558722度 東経135.497167度 |
文化財 | 登録有形文化財 |
指定・登録等日 | 2002年2月14日 |
旧是枝近有邸(きゅうこれえだちかありてい)は、大阪府堺市北区に所在する歴史的建築物。国の登録有形文化財に登録されている。
概要
開業医であった是枝近有が自ら設計し、彼の患者でもあった宮大工・村田蔵元によって施工された住居兼診療所。1931年 (昭和6年) 築。当地にはかつて相賀池という大きなため池があり、当館は池に突き出た半島の先端に建っていた。池は昭和40年代に埋め立てられ、現在は跡形もない。2002年 (平成14年) 2月14日、登録有形文化財となった[1][2]。
建築
木造4階建、モルタル塗、セメント瓦葺き、建築面積52平方メートル。四方に急傾斜の袴腰を持つ四方対称造で中央に展望台を配置。2層分のコリント式柱で支えるベランダ、角が丸く処理された壁を持つ特徴的な意匠である。壁は人造石を洗い出して石造風に見せている[2]。
交通アクセス
脚注
関連項目
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