日青協の全青大不参加表明とは? わかりやすく解説

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日青協の全青大不参加表明

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/09 23:52 UTC 版)

全国青年大会」の記事における「日青協の全青大不参加表明」の解説

開催までの経緯」にあるように、当初全国青年大会主催をめぐり日青協文部省対立していた。1954年昭和29年)の第3回大会際し日青協は、「文部省との共催もしくは日青協主催で無い限り日青協参加しない」という強い態度文部省折衝をもった。これに対し文部省同年8月日青協主催団体認めるという回答を示し、各加盟団もそれを受け予選会開催など慌しく対応した。ところが翌月9月開催打ち合わせ会合において、文部省は「大会を全勤労青年総合大会にする」という名目で、ボーイスカウト日本連盟日本キリスト教青年会などを加えた、実に14団体主催による大会にする事を突如発表したこれまで果たしてきた青年大会における青年団主体的な役割無視し行政主導の「官製青年大会方向進もうとする事に対し日青協猛反発し、ついに「全青大不参加」の声明発表する至った。 この日青協態度ボーイスカウト日本連盟日本キリスト教青年会などの青年団体も同調して主催返上し、さらにマスコミ含めた世論もその態度支持した。ただし都道府県青年団では、日青協加盟団としては不参加表明するも、参加希望選手にまでそれを強制できないとして、県教育委員会からの申し込みによる参加容認したところも一部であった事態憂慮し全国都道府県教育長協議会収拾のために仲介乗り出し日青協大達茂雄文部大臣直接交渉に及ぶ事となった。その結果、今大会日青協主催加わりかつ主管し運営に当たる事、今後日青協文部省都道府県教育委員会とよく協議して計画立てる事などが確認され日青協不参加回避された。

※この「日青協の全青大不参加表明」の解説は、「全国青年大会」の解説の一部です。
「日青協の全青大不参加表明」を含む「全国青年大会」の記事については、「全国青年大会」の概要を参照ください。

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