日清食品グループ陸上競技部
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「日清食品ホールディングス」の記事における「日清食品グループ陸上競技部」の解説
日清食品グループ陸上競技部(東京本社付のためチーム所在地は東京都新宿区)は、1995年(平成7年)2月1日、日清食品(当時)の陸上競技部として創設。諏訪利成(アテネオリンピック男子マラソン6位入賞)、実井謙二郎(アトランタオリンピック男子マラソン日本代表)をはじめ、徳本一善、ジュリアス・ギタヒ、大島健太ら中長距離の有力ランナーを揃え、創設以来全日本実業団対抗駅伝大会(ニューイヤー駅伝)の常連チームとなっていた(2019年(平成31年)まで24年連続24回、東日本地区代表として出場した)。 2010年(平成22年)の第54回全日本実業団対抗駅伝大会において4時間50分7秒のタイムを記録し、出場15回目にして悲願の初優勝を果たした(1区:座間紅祢→2区:ガトゥニ・ゲディオン→3区:佐藤悠基(区間賞)→4区:北村聡→5区:保科光作→6区:徳本一善→7区:小野裕幸(区間賞))。2012年(平成24年)の第56回大会でも、2年ぶり2回目の優勝を果たした(1区:若松儀裕(区間賞)→2区:ガトゥニ・ゲディオン→3区:保科光作→4区:佐藤悠基(区間賞・区間新)→5区:高瀬無量(区間賞)→6区:座間紅祢→7区:安西秀幸)。 2019年1月11日、成績が低迷していた駅伝からの撤退を発表し、2020年東京オリンピックマラソン日本代表選考会となるマラソングランドチャンピオンシップ出場権を獲得した佐藤悠基と村澤明伸を除いた所属する12人の選手に退部を勧告、入社予定だった大学生2人の内定を取り消した。最終的には佐藤・村澤に加え三浦洋希・高瀬無量の2名が残留、他の選手は移籍もしくは引退となった。 コーチの板山学、所属選手の村澤明伸と三浦洋希が退部し所属部員がいなくなるため、2021年3月31日を以って活動を休止することが発表された。
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