日活ロマンポルノ事件とは? わかりやすく解説

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日活ロマンポルノ事件

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 09:32 UTC 版)

日活ロマンポルノ事件(にっかつロマンポルノじけん)とは、1972年昭和47年)に日本映画界の自主統制機関である映画倫理委員会が審査した成人映画が、刑法猥褻図画公然陳列罪容疑で起訴され、日活ロマンポルノが『芸術猥褻か』が裁判で問われ、刑事訴訟に発展した事件である[1]。起訴された被告は、全員無罪が確定した[1]。「日活・ロマンポルノ事件」「日活ロマンポルノ裁判」とも言われる。


  1. ^ a b c d e f g h i 映倫50年の歩み 2006, pp. 124–133.
  2. ^ a b c d e f 「映画界東西南北談議 "映倫裁判"問題が話題の中心映画景気も復興のきざし」『映画時報』1972年10月号、映画時報社、 33–34頁。
  3. ^ a b c 「タウン『無罪判決を祝う会』で」『週刊新潮』1980年12月4日号、新潮社、 13頁。
  4. ^ a b c “日活、ポルノ製作四周年 社業と共に活気パーティ”. 週刊映画ニュース (全国映画館新聞社): p. 1. (1975年8月16日) 
  5. ^ 「映画・トピック・ジャーナル 次元の低さ!? "馬淵ポルノ発言"」『キネマ旬報』1983年3月下旬号、キネマ旬報社、 151頁。“憲法刑法の交叉 ポルノ映画事件諸団体の抗議文書は一片の反故となるか”. 週刊映画ニュース (全国映画館新聞社): p. 1. (1972年9月16日) “高橋映倫委員長辞任表明一九日総会で後任折衝?”. 週刊映画ニュース (全国映画館新聞社): p. 4. (1973年12月15日) 村上覚(日活取締役副社長)・田中鉄男(日活取締役広報部長)・佐藤重臣 (映画評論家映画評論編集長)、聞き手・北浦馨「正念場にきた日活夏の陣 =ドル箱『ポルノ映画』は続行 撮影所は必ず買戻す=」『映画時報』1973年7月号、映画時報社、 9頁。
  6. ^ a b 「VMレーダー映画人には偉人が多い」『月刊ビデオ&ミュージック』1978年1月号、東京映音、 36頁。


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