日本軍の自動小銃開発とは? わかりやすく解説

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日本軍の自動小銃開発

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/02 00:33 UTC 版)

ピダーセン自動小銃」の記事における「日本軍の自動小銃開発」の解説

詳細は「試製自動小銃甲」を参照 ピダーセン自動小銃日本でも半自動小銃研究用少数輸入し1934年昭和9年10月までに「試製自動小銃甲」という名称でコピー試作されている。使用弾薬には当時制式小銃であった三八式歩兵銃三八式実包(6.5mm×50SR)を採用した。マンリカ式で10入り固定式弾倉だったオリジナルピダーセン自動小銃異なり、甲は脱着式の10入りロータリー弾倉採用した三十年式銃剣着剣できた。甲の外見三八式歩兵銃良く似ていた。甲には長銃身型と短銃身型のヴァリエーションがあった。 しかし機関部はピダーセンの機構忠実に再現したためピダーセンの欠点までもが引継がれ、さらに命中率悪かった自動銃に切り替えた場合弾薬消費量も、当時陸軍兵站能力では到底サポートできなかったため、結局陸軍では不採用となっている。 なお、この自動小銃は正式採用こそされなかったものの、太平洋戦争末期には銃器深刻な不足により試作品いくつか戦場投入されている。現在米国のとあるコレクター元に試製自動小銃・甲がほぼ完全な状態で所蔵されているが、この銃は1945年にフィリピン・ミンダナオ島戦線米兵鹵獲され、戦後本国持ち帰られたものだという。

※この「日本軍の自動小銃開発」の解説は、「ピダーセン自動小銃」の解説の一部です。
「日本軍の自動小銃開発」を含む「ピダーセン自動小銃」の記事については、「ピダーセン自動小銃」の概要を参照ください。

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