日本航空との経営統合以後
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/17 07:27 UTC 版)
「日本エアシステム」の記事における「日本航空との経営統合以後」の解説
2013年3月にMD90型機が引退するにあたっては、JALパックが引退記念ツアーを企画、日本エアシステム時代の制服を着用した搭乗員が機内サービスを行うなどのイベントが行われた。また引退フライトにおいては、搭乗証明書等に「JAS」のロゴが公式に記載されるなど日本航空側の配慮が見られた。 MD-90やA300-600Rが全機退役した後もボーイング777(JA8977〜JA8979・JA007D〜JA010D)については運航が継続され、2019年時点の日本航空おいては旧日本エアシステムから継承された最後の機材であった。A350-900の導入によって段階的に退役が開始されているがその最中、搭載しているエンジン、プラット・アンド・ホイットニーPW4000型の事故によって同型エンジン搭載のボーイング777が世界的に運航停止となった。運航停止措置の解除が見通せないこと、同時期に流行した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響も相まって、ボーイング777についても元々より日本航空が運航していた機体を含め2021年4月で全機退役となり、同時に旧日本エアシステム機の歴史に幕を下ろした。
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