日本の流行語「超(チョー)」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 04:00 UTC 版)
元来の用法では、「超」のかかる品詞は超音波や超高層ビルなど名詞(形容詞性名詞、つまりいわゆる形容動詞を含む)に限られていたのに対して、チョーは名詞を初めとして形容詞や動詞にも用いられる。 超は1990年代初期には既に東京圏などを中心として大学生などの若者に多用されていた。超がチョーになったのは、1990年代中盤から後半にかけてである。 なお、一般的には1980年代以降に流行した表現とされているが、1950年代後半から1960年代にかけても若者の間で多用されていた。例えば、1968年の映画作品「温泉あんま芸者」では、「超すごい台風!」という表現が使用されている。このように、過去存在していた出来事が世間から忘れられることによって新しい出来事であるかのように認識される現象を「ヒストリー・ポケット」と言い、他には第二次世界大戦の終戦後に数年間使用された「クール・ビズ」などがある。
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