1990年代初期
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/15 22:10 UTC 版)
「コクトー・ツインズ」の記事における「1990年代初期」の解説
コクトー・ツインズが『ヘッド・オーバー・ヒールズ』で追求し始めたスタイルは、1990年後半にリリースされた6枚目のアルバム『ヘブン・オア・ラスベガス』で頂点に達した。このアルバムは商業的に最も成功したが、4ADの創始者アイヴォ・ワッツ=ラッセルとの諍いやガスリーのアルコールを含む薬物中毒等が原因で、バンドは4ADと袂を分かつこととなる。コクトー・ツインズは、英国その他ではマーキュリー・レコードのフォンタナ・レーベルと契約を結び、アメリカではキャピトルとの関係を維持した。 1993年にリリースされた7枚目のアルバム『フォー・カレンダー・カフェ』は、『ブルー・ベル・ノウル』や『ヘブン・オア・ラスベガス』での処理を重ねた複雑で重層的なサウンドから離れ、水晶のように透明でミニマルなアレンジが施された。これは、歌詞がはっきりと聞き取れることとも相まって、賛否両論を引き起こした。
※この「1990年代初期」の解説は、「コクトー・ツインズ」の解説の一部です。
「1990年代初期」を含む「コクトー・ツインズ」の記事については、「コクトー・ツインズ」の概要を参照ください。
- 1990年代初期のページへのリンク