1990年代初頭までのシステム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/18 07:54 UTC 版)
「ポーランドの教育」の記事における「1990年代初頭までのシステム」の解説
古いシステムは4段階評価であった。 2 (niedostateczna 不可) 3 (dostateczna 可) 4 (dobra 良) 5 (bardzo dobra 優) 学年度末に成績評価があり、2を取ると留年か、特別に招集された委員会メンバーを前にして追試を受けて成績評価を変えるしかなかった。3以上の評価を受ければ次のレベルに進むことができた。 年間に提出した宿題や試験の点数なども同じ等級 (2, 3, 4, 5) で成績がつけられるが、その成績にプラスやマイナス、教師によってはダブル・マイナスをつけて細分化することもあった。この分数になるような成績は最終的な評価では認められなかったが、通常こういったプラス、マイナスを含む成績を合計して算出した年間平均値を最終成績とした。5は予定された学習内容の達成度が常に100%であることを示すが、時には「常に期待以上の出来」という意味で5+が与えられることもあった。 ゆえに評価の目盛りは以下のとおり14種類である。( ) はまれに使用される尺度である。=はイコールではなく、ダブル・マイナスを意味した。 2, 2+, (3=), 3-, 3, 3+, (4=), 4-, 4, 4+, (5=), 5-, 5, (5+)
※この「1990年代初頭までのシステム」の解説は、「ポーランドの教育」の解説の一部です。
「1990年代初頭までのシステム」を含む「ポーランドの教育」の記事については、「ポーランドの教育」の概要を参照ください。
- 1990年代初頭までのシステムのページへのリンク