1990年代以降~現在
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 19:03 UTC 版)
「日本のゲイ文化」の記事における「1990年代以降~現在」の解説
1989年以降の歴史を持ち、「リーマンナイト」「髭ナイト」「ジャニ系ナイト」「ガッちびナイト」「デブ専ナイト」など様々なゲイイベントが開かれてきたが、90年代後半頃からは一般向け大規模クラブでのパーティーと、小規模でテーマ性を重視したパーティーに二極化している。また、東京圏では月に数多く開かれているが、1990年代後半以降は全国規模で開催されるようになっている。東京では、国内のみならずアジア各国から毎回3千人を集めるモンスターパーティー「Shangri-La@ageHa」(通称アゲハ)が「ageHa@studio coast」で開催されている。大阪ではClub Saza*Eにて「Gay Paradise」(通称ゲイパラ)が年4回程開催され、メンオンリーイベントとしては1000人を超える当時国内最多動員を誇るイベントとして定着したが、Club Saza*Eの閉鎖によりゲイパラは幕を下ろし、それと前後して誕生した「Zumanity」は現在も年1回開催されている。 一方、客足が減少傾向のゲイパーティーは、異性愛者の入店も認めるミックスパーティーを開くようになっている。だが、薔薇族2代目編集長竜超によれば、ゲイバーに来店する異性愛者の客に対しては、「女連れサラリーマンがキャバクラ感覚で騒いだり、馴れ馴れしくカラんできたりしてウザい」「男にまともに相手にされなさそうなイタい女が、泥酔しながらわがもの顔でのさばっていてムカつく」など、反感を持つ同性愛者も少なくない。
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