日本における盗撮
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 09:19 UTC 版)
更衣室や便所など、通常は人が衣服を脱ぐような場所や、スカート内の卑猥目的の盗撮行為が発生している。産婦人科での医療モラルに反する医師による診察中の女性器盗撮などもあるほか、女性が協力者となって公衆浴場などでの隠し撮りを行い、逮捕される事例もある。スカート内の盗撮は階段・エスカレーターなどで発生しており、階段・エスカレーターでの盗撮は上りでの発生が多いが、下りエスカレーターでは下に目が行き後ろが無防備になりがちであるうえ、靴に小型カメラを仕込んで撮る場合はつま先を少し前に出すだけで撮影できるだけでなく被写体の位置が近くなるため、あえて下りエスカレーターで犯行におよぶ者もいる。 猥褻行為以外の例では、2003年以降に、ゴルフ場・健康ランド・銭湯の貴重品ロッカーの暗証番号を設定する操作パネルを撮影するように小型隠しカメラを取り付け、記録した暗証番号でロッカーを開けて客の貴重品を盗む事件が発生した。また、その番号を記録し、盗み出した財布などに入っているキャッシュカードやクレジットカードから、暗証番号としてこの番号を入力して現金などを騙し取る試みも行われたとの報道もあった。多くの人間が、複数のカードの暗証番号を同じにして使っている心理を突いた犯行である。[要出典] 2005年には、銀行などの金融機関の現金自動預け払い機 (ATM) の上部に小型隠しカメラを取り付け、キャッシュカードに記載された口座番号や、操作パネルで入力する暗証番号を撮影・記録したうえでキャッシュカードやクレジットカードを偽造し、現金が引き出される被害が発生した。いずれも無線式カメラを用い、別の場所で映像を記録していた。[要出典]
※この「日本における盗撮」の解説は、「盗撮」の解説の一部です。
「日本における盗撮」を含む「盗撮」の記事については、「盗撮」の概要を参照ください。
- 日本における盗撮のページへのリンク